【2017年GW】台湾旅行(3泊)に行ってきました! part2(5/3)
2017GW台湾旅行 part2
【1日目】
午前7時に目が覚めました。
予定では9時に起床すれば良いか、という感じだった為、余裕を持ってシャワーを浴びてなぜかホテル室内でのんびり優雅に10時まで過ごし、窓の外からの景色を楽しみました。
(台湾人、バイクめっちゃ使ってる。二人乗りも当たり前、なんと三人乗りも!)
(ビル古いな。。でも、すごい異国情緒ある!)
と、この時には東京との違いにテンションがかなり上がってました。
10時過ぎにホテルを出て、ホテル前に待っていたタクシーで最初の目的地「サニーヒルズ」へ向かいます。
タクシーの運転手は4~5個のスマホを運転席にくっ付けており、LINEしながら運転してました。(おじいさんに近い人でしたが、かなりひっきりなしスタンプも使用)
台湾でもLINE使われているようです。
時間 15分くらい、料金は102元でした。
車窓からの景色は、「これぞ中国!っぽい」という感じでテンション上がります。
それにセブンイレブンやファミリーマートが日本並み(かそれ以上)点在しており、親近感がわきますね。
サニーヒルズに到着すると、交通整理スタッフが待ち構えており、そのまま店内へ。
お店のスタッフが「ご試食されますか?」と丁寧な日本語で接客してくれて、YESと答えると奥の試食スペースへ案内してくれました。(特に並ぶこともなく、スムーズでした)
店内はそんなに広さは無いですが、オシャレで清潔感があります。
座るとすぐにお茶と試食用のパイナップルケーキが1個出てきます。
お茶は薄味ですが、美味しい。パイナップルケーキも創造よりかなり歯ごたえがしっかりしていて、やっぱり美味でした。(ハマる程ではないですが)
すると、隣に座っていた台湾人のおじいさんに「どこから来たの?」と日本語で話しかけられました。
ちょっと驚きましたが「日本、東京からです」と回答。
そう、このおじいさんは日本語が上手!
お(おじいさん)「美味しい?」
わ(わたし)「はい。おいしいです」
お「それは良かったね」
わ「日本語がお上手ですね」
お「昔日本に仕事で行ってたし、旅行にもいくよ」
その後、おじいさんの語りが始まります。
お「私は身体を崩していて最近まで検査してたんだよね。息子はアメリカで看護師をしている。アメリカに家を買ったんだよ。完成まで2~3年掛かって、費用も100万ドルくらいして大変だった。孫は6人いるよ。東京の医療機器メーカーに勤めたことがあって、文京区に通ってた」等々
(話中、娘や孫から電話がひっきりなしにかかってきました)
面白く聞きながら、「(事前情報通り)台湾の人はあたたかいな」と思っていたのですが、さらに
お「旅行はどこいくの?」
わ「今日は九分にいきます」
お「そうか」
わ「小籠包の美味しいお店はありますか?」
お「それなら永康街が一番。小籠包発祥の地だし鼎泰豊おすすめ」
わ「鼎泰豊!日本にもあって、この前行きました」
お「日本にもあるの!そうなんだ」
わ「ほかにお薦めの場所はありますか?」
お「いろいろあるよ。よかったら、永康街に車で行くから乗っていかない?」
わ「!!!」
なんと、車で連れて行ってくれるとの申出!
妻も喜んでいるように見えたのですが、小声で「え、危なくない?」と警戒MAX状態。
「もし騙されていたらどうする?やめたほうが良いんじゃない」と引き気味。
しかし私はおじいさんへの興味もあり、あれだけ娘や孫とTV電話する仲なら大丈夫だろうと、OKして連れて行ってもらうことにしました。
サニーヒルズではお土産として、妻と併せて15個入りのセットを3箱購入。
おじいさんは段ボール箱で2個(!)購入しており、1個持ってくれと言われて、段ボール箱1つを抱えて、おじいさんに連れられるがままに外に出て、車へ向かいます。
歩くと青い軽トラックが見えてきました。
「おお!」とちょっと身構えましたが、スルーし後ろの高そうなBMWに(!)
わ「これですか?」(BMW。。)
お「そう。乗って」
そのまま乗車。
わ「すごいかっこいい車ですね」
お「BMW好きなんだよね。台湾だと高いんだけど」
うーん、もしやセレブか。
その後も身の上話(おじいさんの趣味は日本の竹) や、台湾の食事(特に水、氷)には気を付けて等、ためになる話を聞いて、20分くらいで永康街に到着。
騙されることなくそのままバイバイ。
今度日本に来るとのことで、連絡先交換しておけばよかったかな?と思ってちょっと後悔。
(一応、名前はお互いに交換しました)
しかし、台湾、侮れがたし。
本当にこんな親切な人がいるとは。。
永康街に到着して、さっそく鼎泰豊にいくも100分待ちで、即、別の店を探すことにします。
歩くと、何やら窓から小籠包を作っているところが見える美味しそうなお店を発見!
妻と相談して他にもその他見回すも、ここが良さそうと戻ったところちょっと並び始めてた為、そのまま我々も列の最後尾に加わります。
10分弱程で店内、中華式円テーブルへ案内されました。
店内の雰囲気は良く、中国感が強かったですね。
店員さんはテキパキして、愛想はあまり良くなかったですが、気にならない程度でした。
早速、わたしが好きな小籠包と妻が好きなパンに豚の角煮を挟んだ名物料理を頼みます。
出されたお茶は美味しかったです。(店員さんに聞くとウーロン茶とジャスミン茶の50:50MIXだとのこと)
(ただ最初に別の店員に同じように尋ねたのですが、その時はウーロンミックスグリーンティーのようなことを行ってました。ちょっと癖が強い英語で聞き取れず)
小籠包が届いて、食べてみると美味しい!
日本の鼎泰豊に味近いですね。肉汁たっぷり満足できます。
さらにおいしいのが豚の角煮(をパンで挟み込む名物料理)
これは美味しかったです!!
お会計はチャージ10%込み、二つで900元(日本円で3500円くらい)。結構良い(高め)なお店でした。
料理は美味しかったですね!
(あとでガイドブックを見たところ掲載されていました)
その後、永康街をぶらつきます。
ドラッグストアで妻が欲しがっていた顔パックを購入。
またお茶屋で母の日用のお茶葉(ジャスミンティー)を購入。
(お茶屋では試飲させてくれ、最初は東方美人を購入しようかと思ったのですが、香りが少なく味もイマイチな為、ジャスミンティーに変更)
そして、メインの九分に向かう為、MRT(台湾の地下鉄)で台北へ。
MRTは使いやすいです。
特に事前情報無しでも、使い方は日本と一緒で、さらに券売機(台湾はコインですが)も日本語表示可能です。
出来たら路線図を手元に持っておくと迷うこともないでしょう。
料金も片道20元(日本円で約80円)で色々行けます。
そして、台北駅から忠孝復興駅に向かいます。
忠孝復興駅には九分行きのバスが出てているからです。
忠孝復興駅について、バス乗り場に向かうとおじさんが中国語で話しかけてきましたが、怪しいためそのままスルー。
バス乗り場につくとまた怪しい相乗りタクシーのおじさんが待ち伏せており、「バスは2時間かかるが、タクシーなら40分で着く」との説明を受けます。
料金は一人250元(日本円で1,000円)。バスで一人98元(約400円)なので、これくらいなら安いかと相乗りタクシーで行くことにします。
わたしたちの他に4人、計6名で相乗りし、タクシーは出発します。
一人250元とすると、日本円で計6,000円程となり、なかなか良い商売してるな、、と思いました。
台湾タクシーの性か、やはり飛ばす!割り込む!
そして、なぜか皆片耳イヤホンを着けて、時たま話ながら進む。
ちょっと不安になりますが、運転技術はそこそこありそう(?)です。
大体50分程で九分につきます。
(九分直前はけっこう坂道があるので、酔いやすい人は酔い止めを準備しておきましょう)
九分は想像よりも、田舎(山の中で標高もそこそこ上)&海に近いです。
また観光客でごった返していました。
日本人だけでなく、中国人も多かったです。
タクシーで到着して歩いていると、妻が麦わら帽子を欲しがり土産物屋に入りました。
かなり表現が過激なTシャツが多く販売されていました。(売り子のおばあさんは普通に見えました)
麦藁帽子は日本円で1,200円と安かったのですが、現金の手持ちが不安との事情で、ここはあきらめました。
(妻曰く麦藁帽子ではない模様)
そのまま進むと、九分の特徴である赤提灯が見えてきます。
が、あのジブリ作品(千と千尋の神隠し)に出てくる建物ではなく、温泉街(ともちょっと違う?)の土産物売り場的様相の場所です。
ちなみに、九分は結構な坂道!
さらに複数の道が入り組んでおり、目的地に迷わないように地図を持参したほうが良いでしょう。
そして、、とにかく臭豆腐のにおいがきつい!
歩いているだけでも、店先からかなり独特のにおいがして食欲が失せます。。
(衛生面も大丈夫かなと)
この文を読んで不安になった方は、マスクを準備しておくと良いでしょう。
(まあ、そこまで神経質にならなくても大丈夫ですが)
特に地図を見ずに上を目指して階段を昇って歩いていくと、行き止まり(小学校)につきました。
そこで地図を見直して、改めて目的地について妻と相談し、お茶屋に行きたいという当初の目的を叶えるため、ジブリ(宮崎駿監督)で有名作品「千と千尋の神隠し」に出てくる湯屋で有名な「九份阿妹茶酒館(あめおちゃ)」に向かうことにします。
そこからまっすぐ10分くらい降りると、「阿妹茶酒館」につきました!
やはり観光客がまわりを囲んでいましたが、実際待ち時間は5分くらいで店内に入れました。
最初は室内にあるテーブルへ案内されました。
店員は日本語で話しかけてきて、メニューは1つ、300元(日本円で1,200円くらい)で、お茶飲み放題(+茶菓子付き)とのことでした。
それを注文することにしたものの、店内はとても蒸し暑く、妻と相談し快適そうな外のテラス席に移してもらえないか相談。店員は快くOKをしてくれ、またテラス席が空くまでちょっと待ちます。
(といっても5~10分くらいでした)
そして、お店3階にあるテラス席に案内してもらいました。GWなことも影響してか、日本人のお客さん多めです。
しばらくすると、ベテランぽい店員が現れ、正式な台湾茶の淹れ方を教えてくれます。
妻は茶道をやっていることもあり、興味深そうな感じ。
店員が淹れてくれた台湾茶(高山茶だそうです)を飲んでみると、香りがとても良く、飲みやすく美味しい!
そのまま日が沈むまで、3時間くらい長居しました!
お店を出ると、もう混雑がピークで身動きが取れず。計画通り早めに台北市内に戻るようにします。
何とか階段を下り、道に少し迷いますが、バスの発着場に到着。
すると、、やはりここでも乗り合いタクシーの勧誘を受けます。
「乗れるのはあと1人だけ!」(と言いつつ、後ろには同じタクシーが控えている)